今日のメニュー
・年越しそば
・混ぜ込み御飯
・キャラメルムース

大晦日いかがお過ごしでしょうか!?
もしかして紅白とK-1を交互に見たりとかしてますか?
私も1年の最後の1日、新しい年に向けて胸が高鳴ってきてます

さて、今日は「感謝」についてです。
皆さんは木村秋則さんという方をご存知ですか?
肥料・農薬等を全く利用しない自然栽培でリンゴを栽培し、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で取り上げられ、一躍有名になった方です。
きっと、不可能といわれた無農薬のリンゴ栽培を成し遂げた人としてご存知の方も多いことでしょう。
読まれた方も多いと思いますが、先日その木村秋則さんがどのようにしてその奇跡を成し遂げたのか書かれた「奇跡のリンゴ」という本があります。
その中で本当に感動した箇所がありました。
それは8年間も花を咲かせることの無かったリンゴの木々が、いっせいに満開の白い花を咲かせるシーンでのことです。
木村さんとその家族の方々の長い苦労が報われた瞬間であり、決して忘れることのできない瞬間です。
その時をふり返った木村さんの言葉に、目頭が熱くなりました。
「
人間はどんなに頑張っても自分ではリンゴの花の一つも咲かせられないのよ。そんなことは当たり前だって思うかもしれない。そう思う人はそのことの本当の意味がわかっていないのな。畑を埋め尽くした満開の花を見て、私はつくづくそのことを思い知ったの。この花を咲かせたのは私ではない。リンゴの木なんだとな。主人公は人間じゃなくてリンゴの木なんだ。ってことが骨身にしみてわかった。」それまでの苦労を考えれば軽々しく共感することも申し訳ないほどの言葉です。
本物の謙虚さとは何かを教えられる気がします。
リンゴ栽培の為に、死ぬほど苦しんだからこそ、たどり着いた境地なのだと思います。
その木村さんがリンゴの無農薬栽培に挑戦しようと思い立ったのには理由がありました。
はじめのきっかけは、妻への愛でした。
農薬に過敏に反応してしまう体質である妻を少しでも助けたい、そして同様に苦しんでいる人たちを助けたいという心から出発したのです。
その先には、百姓として世の中のより多くの人たちに安全な農作物を食べてもらいたい、
という良い夢がありました。
木村さんのリンゴは手に入らない程の人気であるため、現在の何倍もの価格でも売れるでしょう。
でも木村さんは値段を高くしたくはないといいます。
農薬を使ったリンゴと同じ価格帯であれば、消費者は無農薬のリンゴを選ぶ。
無農薬のリンゴが売れるということになれば、同じような自然栽培農家が増える。
そうすれば安全な農作物をもっとたくさんの人に届けられる。
木村さんは今、真剣に、農業、食のあり方を改善していきたいと考えているのです。

12月のはじめに、テレビ東京「ルビコンの決断」という番組でも、木村さんの悪戦苦闘のすえの栽培成功がドラマ仕立てで紹介されました。
そのドラマで、様々な俳優さんが必死に木村さんの家族を演じている姿を見ながら、
スタジオ収録中、涙が止まらなくなったといいます。
テレビに映っていないところでの出来事です。
胸がいっぱいになったのでしょう。
それは支えてくれた周りの人たち、そして家族への感謝の涙のように思えました。
愛を動機とし、天と大自然を尊く思い、周りの人々に感謝すること。
木村さんはリンゴ栽培を通して、私に人としての生き方までも教えてくれました。
木村秋則さんオフィシャルホームページ木村秋則さんのブログなんだか思いがけず長~い記事になってしまいました

ということで、
そんな感謝の気持ちと共に、2010年、食当一同、より皆さんに喜んでいただけるごはんをジャンジャン作っていけるように頑張っていきたいと思います

皆さん本当に1年間ありがとうございました。来年もヨロシクお願いします

↓ありがとうございます!皆さん良いお年を!
訪問ありがとうございます

にほんブログ村
スポンサーサイト
韓国より
a君がこのブログ教えてくれました
美しくはない^^;

年越しそば、いいですねぇ。こんなデザートも久しく食べてないなぁ
ビビンバもとっても美味しそうでした!あんな素敵なビビンバはこっちに来てから食べてないですね。食卓にあるナムル達をご飯に乗せてコチュジャンとごま油でその名の通り『ビビダ』。そして食べますからね
これからも楽しみにしてます
| hayashi | 2010/01/04 08:59 | URI |